“悶著”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんちゃく50.0%
もんちやく50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
馬や馭者たちの間に起こった悶著（もんちゃく）などはすっかり他所（よそ）にして、しばらくはうっとりと娘に見惚れていた。
死せる魂：01 または　チチコフの遍歴　第一部　第一分冊 (新字新仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)
だが亭主の方は、かうした悶著（もんちやく）にはもう疾の昔から馴れつこになつてゐたので、依怙地に黙りこくつて、いきり立つ女房の取りのぼせた言葉にはまるで取り合はなかつた。
ディカーニカ近郷夜話　前篇：03 ソロチンツイの定期市 (新字旧仮名) ／ ニコライ・ゴーゴリ(著)