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悶踠
ふりがな文庫
“悶踠”の読み方と例文
読み方
割合
もが
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
もが
(逆引き)
徒
(
いたず
)
らに恋愛の
泥濘
(
でいねい
)
に
悶踠
(
もが
)
いているにすぎない彼に絶望していたが、下手に
背
(
そむ
)
けば、逗子事件の失敗を繰り返すにすぎないのであった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
威嚇
(
いかく
)
の
辞
(
ことば
)
と誘惑の手から
脱
(
のが
)
れて、絶望と憤怒に男をいら
立
(
だた
)
せながら、
旧
(
もと
)
の道へ
駈出
(
かけだ
)
すまでに、お島は
可也
(
かなり
)
悶踠
(
もが
)
き争った。
あらくれ
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
それにどんな場合にも文学に
縋
(
すが
)
りついて生きて行こうと
悶踠
(
もが
)
いている、葉子の気持も哀れであった。
仮装人物
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
悶踠(もが)の例文をもっと
(2作品)
見る
悶
漢検準1級
部首:⼼
12画
踠
部首:⾜
15画
“悶”で始まる語句
悶
悶々
悶絶
悶着
悶掻
悶死
悶躁
悶乱
悶著
悶転