“ノド”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:のど
語句割合
咽喉50.0%
長閑50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
だが、身狭刀自ムサノトジ自身のうちにも、もだ/″\と咽喉ノドにつまつた物のある感じが、残らずには居なかつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
自身の咽喉ノドから出た声だ、と思つた。だがやはり、廬の外で鳴くのであつた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)
「明らか」「長閑ノドカ」「遙か」から出来た「明らけし」「長閑ノドけし」「遙けし」などと同じ種類のものですが、かような「カ」から転じた「ケ」は皆乙類の仮名を用いる例であります。
古代国語の音韻に就いて (新字新仮名) / 橋本進吉(著)