“のどやか”の漢字の書き方と例文
語句割合
長閑100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何時いつともなしに我もまた路行く人と同じように、二百余年の泰平に撫育はぐくまれた安楽な逸民であるといわぬばかり、知らず知らずいかにも長閑のどやかな心になってしまうのであった。
散柳窓夕栄 (新字新仮名) / 永井荷風(著)