“撫養”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
むや90.9%
ぶやう9.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何はともかく、本土に近い海路の咽喉いんこう岡崎の港——撫養むや街道を駆けぬけて周馬を追い越し、そこできゃつを引っ捕えなければならぬ。
鳴門秘帖:06 鳴門の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
凧にも随分大きなものがあって、阿波の撫養むや町の凧は、美濃紙みのがみ千五百枚、岡崎の「わんわん」という凧も、同じく千五百枚を張るのであるという。
凧の話 (新字新仮名) / 淡島寒月(著)
悼王たうわうもとよりけんなるをく。いたればすなはしやうとす。((呉起))はふあきらかにしれいつまびらかにし、不急ふきふくわんて、(一〇五)公族こうぞく疏遠そゑんものはいし、もつ戰鬪せんとう撫養ぶやうす。