“撫民”の読み方と例文
読み方割合
ぶみん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
要するに、この原因は多くの兵を農産や土木や撫民ぶみんに用い過ぎた結果、軍そのものの本質が低下したにちがいない。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
また、蜀兵が祁山きざんを中心に、広く田を耕し、撫民ぶみんと農産に努めていたのは、自給自足の目的でなくて何でしょう。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
おれの治績と撫民ぶみんの功は、一朝一夕のものではない。累代るいだい、地方のために、貢献して来たのだ。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)