『凧の話（たこのはなし）』

凧の話もこれまで沢山したので、別に新らしい話もないが、読む人も違おうから、考え出すままにいろいろな事を話して見よう。 凧の種類には扇、袢纏、鳶、蝉、あんどん、奴、三番叟、ぶか、烏、すが凧などがあって、主に細工物で、扇の形をしていたり、蝉の形 …

著者	淡島寒月
ジャンル	文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出	「趣味之友」第25号、1918（大正7）年1月
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約6分（500文字/分）
朗読目安時間	約9分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

纏（まとい） 拵（こし） 籠（かご） 重（かさな） 奴（やっこ） 凧（いかのぼり） 揚（あが） 龍（りゅう） 乳（ちち） 生薬（しょうやく） 釘抜（くぎぬき） 釣金（つりきん） 各種（いろいろ） 山姥（やまんば） 袢纏（はんてん） 綺麗（きれい） 鷲（わし） 莨（たばこ） 鯉（こい） 雲龍（うんりゅう） 蘇枋（すおう） 虎（とら） 蛸（たこ） 蝉（せみ） 袂（たもと） 被（かぶ） 角々（かどかど） 豆絞（まめしぼ） 鳶（とび） 這入（はい） 真鍮（しんちゅう） 雁木（がんぎ） 鳶口（とびぐち） 釣竿（つりざお） 随（したが） 錦絵（にしきえ） 手繰（たぐ） 何時（いつ） 依（よ） 凧（たこ） 初午（はつうま） 和蘭（オランダ） 喧嘩（けんか） 大代（おおしろ） 奴凧（やっこだこ） 巻骨（まきぼね） 廃（すた） 或（ある） 手拭（てぬぐい） 籐（とう） 揚（あ） 摺（す） 撫養（むや） 月浪（つきなみ） 殖（ふ） 滝上（たきのぼ） 烏（からす） 独楽（こま） 獅子（しし） 玩具（おもちゃ） 称（とな） 稀（まれ）