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豆絞
ふりがな文庫
“豆絞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
まめしぼ
80.0%
まめしぼり
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まめしぼ
(逆引き)
伊兵衛はこういって、
豆絞
(
まめしぼ
)
りの上から、フワリと
合羽
(
かっぱ
)
を引きかぶり、一目散にかけ出しましたが、行くこと数歩。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
足は例の通り八本プラリブラリとぶら下っていて、頭には家に
依
(
よ
)
って
豆絞
(
まめしぼ
)
りの
手拭
(
てぬぐい
)
で鉢巻をさせてあるのもあり、
剣烏帽子
(
けんえぼし
)
を
被
(
かぶ
)
っているものもあったりした。
凧の話
(新字新仮名)
/
淡島寒月
(著)
豆絞(まめしぼ)の例文をもっと
(8作品)
見る
まめしぼり
(逆引き)
仮髪
(
かつら
)
は
逆熊
(
さかぐま
)
にて、
髷
(
まげ
)
は右へ曲ぐ。
豆絞
(
まめしぼり
)
の手拭を後より巻き、前に
交叉
(
いれちが
)
はせ、その端を髷の後へ返して、突つ込む。この手拭の
被
(
かぶ
)
りかたは、権太に限りたるものなりと。
いがみの権太:(明治二十九年一月、明治座)
(新字旧仮名)
/
三木竹二
(著)
見ると安さんは
唐桟
(
とうざん
)
の着物に
豆絞
(
まめしぼり
)
か
何
(
な
)
にかの三尺を締めて立っている。まるで東京の
馬丁
(
べっとう
)
のような
服装
(
なり
)
である。これには少し驚いた。安さんも自分の様子を
眺
(
なが
)
めて首を
傾
(
かし
)
げて
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
豆絞(まめしぼり)の例文をもっと
(2作品)
見る
豆
常用漢字
小3
部首:⾖
7画
絞
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“豆”で始まる語句
豆
豆腐
豆腐屋
豆州
豆粒
豆府
豆蔵
豆相
豆撒
豆府屋
“豆絞”のふりがなが多い著者
三木竹二
淡島寒月
牧逸馬
小山清
林不忘
中里介山
吉川英治
夏目漱石
野村胡堂