“豆粒”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まめつぶ92.9%
つぶ7.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そしていちばんはじめに手拭に進んだ鹿から、一口ずつ団子をたべました。六ぴきめの鹿は、やっと豆粒まめつぶのくらいをたべただけです。
鹿踊りのはじまり (新字新仮名) / 宮沢賢治(著)
さやなかには豆粒まめつぶが五つありました。そしてなかかつたのです。けふもけふとて、むつまじくはなしてゐました。
ちるちる・みちる (旧字旧仮名) / 山村暮鳥(著)
さうしてうまいてたな、あせ豆粒まめつぶぐれえなのぼろ/\れつけがそんでも到頭たうとう我慢がまんしつちやつた
(旧字旧仮名) / 長塚節(著)
寒い話では、鍬の刃先はさきにはさまった豆粒まめつぶを噛みに来た鼠の舌が鍬に氷りついたまゝ死に、鼠をげると重たい開墾かいこんぐわがぶらり下ってもはなれなかった話。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そこには、都電が通っています。たくさんの自動車が、走っています。それがマッチの箱のように小さく見えるのです。人道じんどうには、豆粒まめつぶのような人が、ゾロゾロと歩いています。
電人M (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
裏には真桑瓜まくわうりつるの上に沢山ころがり、段落だんおちの畑には土が見えぬ程玉蜀黍が茂り、大豆だいずうねから畝にさやをつらねて、こころみに其一個をいて見ると、豆粒つぶ肥大ひだい実に眼を驚かすものがある。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)