“九日”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こゝのか33.3%
ここのか22.2%
くにち11.1%
くんち11.1%
ここのつか11.1%
こゝぬか11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
コロンボに着きしは九日の朝にひき。木彫の羅漢達の如き人人船の中を右往左往し、荷上げの音かしましき中へ私はまたよろめきながら
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
僕はそのために口を探し、同じ年の十二月に海軍機関学校の教官になつた。夏目先生の死なれたのはこの十二月の九日だつた。
身のまはり (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
受け口上のきを聞き茫然と天をぎて歎息なし指屈ればハヤ兩人出立なしてより今日は七日目なり行路三日歸り路三日紀州表の調して三日なり然ば九日ならでは歸り難し然るを
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
九月の九日を節供という土地は、関西の方でも半分以内のもので、その他は九日といったりまた別の名で呼ぶが多い。しかしこの三つならまず見当がつく。
年中行事覚書 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
身まかりて四十日九日わが妻の潔斎もあはれ今日かぎりかな
礼厳法師歌集 (新字旧仮名) / 与謝野礼厳(著)
二百十日もおなじこと、日記方々は、一寸づけを御覽ふ、も、毎年そんなにをかへないであらうとふ。今年、この四月は、九日十日二日けて大風であつた。
火の用心の事 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)