“小瓶”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
こびん44.4%
こがめ33.3%
をがめ22.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腰掛の間の汚れたところへ新聞紙を敷いて座っている鷲尾は、大工の妹婿が餞別せんべつした小瓶こびんの酒を飲みながら、ひとり合点にしゃべった。
冬枯れ (新字新仮名) / 徳永直(著)
九日ここぬかはいつよりもはや起出おきいでて、草の屋の五八むしろをはらひ、黄菊しら菊二枝三枝小瓶こがめし、五九ふくろをかたぶけて酒飯しゆはんまうけをす。老母云ふ。
貝の殼、すゑものの小瓶をがめの碎け——
有明集 (旧字旧仮名) / 蒲原有明(著)