“ここのか”の漢字の書き方と例文
語句割合
九日100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
僕はそのために口を探し、同じ年の十二月に海軍機関学校の教官になつた。夏目なつめ先生の死なれたのはこの十二月の九日ここのかだつた。
身のまはり (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
八日ようか九日ここのか二日ふつかは出発前でいろいろの勤めがあるのは判り切っているので、今夜は思う存分に騒ぎ散らして帰ろうと、彼は羽目はめをはずして浮かれていた。
鳥辺山心中 (新字新仮名) / 岡本綺堂(著)