“爪尖上”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
つまさきあ50.0%
つまさきあが50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
知県の官舎で休んで、馳走ちそうになりつつ聞いてみると、ここから国清寺までは、爪尖上つまさきあがりの道がまた六十里ある。往き着くまでには夜に入りそうである。そこで閭は知県の官舎に泊ることにした。
寒山拾得 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
爪尖上つまさきあがりの廊下らうかから、階子段はしごだん一度いちどトン/\とりて、バタンととびらけてはひつた。縁側えんがはづきのおつな六疊ろくでふ
飯坂ゆき (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)