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つまさきあ
ふりがな文庫
“つまさきあ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
爪先上
83.3%
爪尖上
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
爪先上
(逆引き)
雪におおわれた野は雷電峠のふもとのほうへ
爪先上
(
つまさきあ
)
がりに広がって、おりから晴れ気味になった雲間を漏れる日の光が、地面の陰ひなたを銀と
藍
(
あい
)
とでくっきりといろどっている。
生まれいずる悩み
(新字新仮名)
/
有島武郎
(著)
爪先上
(
つまさきあ
)
がりの道を、平になる処まで登ると、又右側が
崖
(
がけ
)
になっていて、上野の山までの間の人家の屋根が見える。ふいと左側の
籠塀
(
かごべい
)
のある家を見ると、毛利某という門札が目に附く。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
つまさきあ(爪先上)の例文をもっと
(5作品)
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爪尖上
(逆引き)
知県の官舎で休んで、
馳走
(
ちそう
)
になりつつ聞いてみると、ここから国清寺までは、
爪尖上
(
つまさきあ
)
がりの道がまた六十里ある。往き着くまでには夜に入りそうである。そこで閭は知県の官舎に泊ることにした。
寒山拾得
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
つまさきあ(爪尖上)の例文をもっと
(1作品)
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