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籠塀
ふりがな文庫
“籠塀”の読み方と例文
読み方
割合
かごべい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かごべい
(逆引き)
石の
門柱
(
もんばしら
)
に鉄格子の扉が取り附けてあって、それが締めて、脇の片扉だけが
開
(
あ
)
いていた。門内の左右を低い
籠塀
(
かごべい
)
で
為切
(
しき
)
って、その奥に西洋風に戸を締めた入口がある。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
爪先上
(
つまさきあ
)
がりの道を、平になる処まで登ると、又右側が
崖
(
がけ
)
になっていて、上野の山までの間の人家の屋根が見える。ふいと左側の
籠塀
(
かごべい
)
のある家を見ると、毛利某という門札が目に附く。
青年
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
切角
(
せっかく
)
の不忍の池に向いた座敷の外は
籠塀
(
かごべい
)
で囲んである。
雁
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
籠塀(かごべい)の例文をもっと
(2作品)
見る
籠
常用漢字
中学
部首:⽵
22画
塀
常用漢字
中学
部首:⼟
12画
“籠”で始まる語句
籠
籠手
籠城
籠絡
籠居
籠中
籠抜
籠堂
籠屋
籠行燈