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欞子窓
ふりがな文庫
“欞子窓”の読み方と例文
読み方
割合
れんじまど
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんじまど
(逆引き)
入口の左手が一間の
欞子窓
(
れんじまど
)
になっていて、自由に手の入るだけの荒い
出格子
(
でごうし
)
の奥に
硝子戸
(
ガラスど
)
が立っていて、下の方だけ
擦
(
す
)
り
硝子
(
ガラス
)
をはめてある。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
さまざまな物売の声と共にその
辺
(
へん
)
の
欞子窓
(
れんじまど
)
からは早や
稽古
(
けいこ
)
の
唄三味線
(
うたしゃみせん
)
が聞え、
新道
(
しんみち
)
の
路地口
(
ろじぐち
)
からは
艶
(
なまめ
)
かしい女の朝湯に出て行く
町家
(
まちや
)
つづきの
横町
(
よこちょう
)
は
散柳窓夕栄
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
……じゃ、もう一度、雀に
餌
(
えさ
)
が遣れるのね、よく
馴染
(
なじ
)
んで、
欞子窓
(
れんじまど
)
の中まで来て、可愛いッたらないんですもの。……これまで別れるのは辛かったわ。
湯島の境内
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
欞子窓(れんじまど)の例文をもっと
(13作品)
見る
欞
部首:⽊
28画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
窓
常用漢字
小6
部首:⽳
11画
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欞子隠
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泉鏡花
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