“窓格子”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
まどごうし66.7%
まどがうし33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ええ、じれッてえ! と足もとの、石を拾って叩き破り、さらに窓格子まどごうしを五、六本、バラバラッとちこわす。
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
遅い月が一杯に射した窓格子まどごうしに、生首が一つ、もとどりを格子に絡んだまま、ブラ下げてあったのです。
事面倒と見た八五郎は、お葉を横抱きに、窓格子まどがうしを蹴つて、離屋の外にパツと飛出しました。一瞬の差で、後ろには、棟木むなぎの落ちる音、火花が中空にパツと散ります。