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狐格子
ふりがな文庫
“狐格子”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きつねごうし
69.2%
きつねがうし
30.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつねごうし
(逆引き)
ぎい……とふいに、
白旗
(
しらはた
)
の
宮
(
みや
)
の
狐格子
(
きつねごうし
)
がなかからあいた。そして、むっくり姿をあらわしたのは、なんのこと、
鞍馬山
(
くらまやま
)
の
竹童
(
ちくどう
)
であった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それら、花にも
台
(
うてな
)
にも、
丸柱
(
まるばしら
)
は言うまでもない。
狐格子
(
きつねごうし
)
、
唐戸
(
からど
)
、
桁
(
けた
)
、
梁
(
うつばり
)
、
眗
(
みまわ
)
すものの
此処
(
ここ
)
彼処
(
かしこ
)
、
巡拝
(
じゅんぱい
)
の
札
(
ふだ
)
の貼りつけてないのは殆どない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
狐格子(きつねごうし)の例文をもっと
(9作品)
見る
きつねがうし
(逆引き)
壇
(
だん
)
を
落
(
お
)
ちるやうに
下
(
お
)
りた
時
(
とき
)
、
黒
(
くろ
)
い
狐格子
(
きつねがうし
)
を
背後
(
うしろ
)
にして、
婦
(
をんな
)
は
斜違
(
はすつかひ
)
に
其處
(
そこ
)
に
立
(
た
)
つたが、
呀
(
あ
)
、
足許
(
あしもと
)
に、
早
(
は
)
やあの
毛
(
け
)
むくぢやらの
三俵法師
(
さんだらぼふし
)
だ。
人魚の祠
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
庭園の隅の休憩所に擬した物に壁へ鍵の手に
狐格子
(
きつねがうし
)
を
廻
(
めぐ
)
らし
其
(
その
)
上に
刷硝子
(
すりがらす
)
の
角行灯
(
かくあんどう
)
を掛けて中に電灯を
点
(
つ
)
け、
其
(
その
)
前に一脚の長椅子を据ゑて周囲に
紅
(
あか
)
い小菊を植ゑたのなどが其れだ。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
狐格子(きつねがうし)の例文をもっと
(4作品)
見る
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
格
常用漢字
小5
部首:⽊
10画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“狐”で始まる語句
狐
狐狸
狐疑
狐火
狐憑
狐色
狐拳
狐狗狸
狐鼠々々
狐鼠狐鼠
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上司小剣
与謝野寛
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野村胡堂