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狐拳
ふりがな文庫
“狐拳”の読み方と例文
読み方
割合
きつねけん
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きつねけん
(逆引き)
と
殊更
(
ことさら
)
強く聞きかえした。向きあうと、かならずこういう
形
(
かたち
)
になる夫婦なのである。主水は
狐拳
(
きつねけん
)
でもしているようだと思うことがある。
鈴木主水
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
若殿と二人で夜おそくまで、宿の女中にたわむれて
賭事
(
かけごと
)
やら
狐拳
(
きつねけん
)
やら
双六
(
すごろく
)
やら、いやらしく忍び笑いして打興じて、式部は
流石
(
さすが
)
に見るに見兼ね
新釈諸国噺
(新字新仮名)
/
太宰治
(著)
それにあの晩六助と勘次は、親分の鐘五郎を送つて部屋の入口まで來たことは確かだが、そこで親分と別れてもとの席へ歸つたのは、喜太郎も見てゐる——それからは
狐拳
(
きつねけん
)
の曲飮みだ
銭形平次捕物控:136 鐘五郎の死
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
狐拳(きつねけん)の例文をもっと
(7作品)
見る
“狐拳”の解説
狐拳(きつねけん)は、じゃんけんなどと類似の、狐・猟師・庄屋の三すくみの関係を用いた拳遊びの一種である。藤八拳・東八拳(とうはちけん)、庄屋拳(しょうやけん)、在郷拳(ざいきょうけん)とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
狐
漢検準1級
部首:⽝
9画
拳
常用漢字
中学
部首:⼿
10画
“狐”で始まる語句
狐
狐狸
狐疑
狐火
狐憑
狐格子
狐色
狐狗狸
狐鼠々々
狐鼠狐鼠
“狐拳”のふりがなが多い著者
徳田秋声
北原白秋
久生十蘭
永井荷風
野村胡堂
太宰治