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唐戸
ふりがな文庫
“唐戸”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
からど
62.5%
からと
37.5%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
からど
(逆引き)
比較的間口の広いその玄関の入口はことごとく
細
(
ほそ
)
い
格子
(
こうし
)
で仕切られているだけで、
唐戸
(
からど
)
だの
扉
(
ドア
)
だのの装飾はどこにも見られなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
それら、花にも
台
(
うてな
)
にも、
丸柱
(
まるばしら
)
は言うまでもない。
狐格子
(
きつねごうし
)
、
唐戸
(
からど
)
、
桁
(
けた
)
、
梁
(
うつばり
)
、
眗
(
みまわ
)
すものの
此処
(
ここ
)
彼処
(
かしこ
)
、
巡拝
(
じゅんぱい
)
の
札
(
ふだ
)
の貼りつけてないのは殆どない。
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
唐戸(からど)の例文をもっと
(5作品)
見る
からと
(逆引き)
黒雲
(
くろくも
)
を
捲
(
ま
)
いて、
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
き、
電
(
いなづま
)
のやうに、
鐵
(
てつ
)
の
門
(
もん
)
、
石
(
いし
)
の
唐戸
(
からと
)
にも、
遮
(
さへぎ
)
らせず、
眞赤
(
まつか
)
な
胸
(
むね
)
の
炎
(
ほのほ
)
で
包
(
つゝ
)
んで、
弱
(
よわ
)
い
婦
(
をんな
)
に
逢
(
あ
)
ひました。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
何げなく主膳はさかいの
唐戸
(
からと
)
を開けた。が、
壁代
(
かべしろ
)
が垂れていてどちらの姿もよく見えないのでなお一ばい大きく開けた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
唐戸(からと)の例文をもっと
(3作品)
見る
“唐戸”の解説
唐戸(からと)とは、山口県下関市の国道9号唐戸交差点を中心とした地域一帯の名称。一般的には、唐戸町のほか、下関市役所本庁舎がある南部町(なべちょう)、赤間町、中之町、阿弥陀寺町、観音崎町、あるかぽーとを含む地域を指す用語として使用される。広義には、東は壇ノ浦付近、北は貴船町や上田中町あたりまでを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
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唐紙
唐土
唐桟
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