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唐戸
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からと
ふりがな文庫
“
唐戸
(
からと
)” の例文
黒雲
(
くろくも
)
を
捲
(
ま
)
いて、
飛
(
と
)
んで
行
(
ゆ
)
き、
電
(
いなづま
)
のやうに、
鐵
(
てつ
)
の
門
(
もん
)
、
石
(
いし
)
の
唐戸
(
からと
)
にも、
遮
(
さへぎ
)
らせず、
眞赤
(
まつか
)
な
胸
(
むね
)
の
炎
(
ほのほ
)
で
包
(
つゝ
)
んで、
弱
(
よわ
)
い
婦
(
をんな
)
に
逢
(
あ
)
ひました。
三人の盲の話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
何げなく主膳はさかいの
唐戸
(
からと
)
を開けた。が、
壁代
(
かべしろ
)
が垂れていてどちらの姿もよく見えないのでなお一ばい大きく開けた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
唐戸
(
からと
)
のような大きな障子が、すうーっとあいて、有明の
行燈
(
あんどん
)
の中が、にわかにまたたきをはじめました。
大菩薩峠:34 白雲の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
主膳は始終おもてを上げず、またそうっと、片手でさかいの
唐戸
(
からと
)
を閉めた。
私本太平記:04 帝獄帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“唐戸”の解説
唐戸(からと)とは、山口県下関市の国道9号唐戸交差点を中心とした地域一帯の名称。一般的には、唐戸町のほか、下関市役所本庁舎がある南部町(なべちょう)、赤間町、中之町、阿弥陀寺町、観音崎町、あるかぽーとを含む地域を指す用語として使用される。広義には、東は壇ノ浦付近、北は貴船町や上田中町あたりまでを指す場合もある。
(出典:Wikipedia)
唐
常用漢字
中学
部首:⼝
10画
戸
常用漢字
小2
部首:⼾
4画
“唐”で始まる語句
唐突
唐
唐紙
唐土
唐桟
唐櫃
唐草
唐辛子
唐人
唐黍