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欞子
ふりがな文庫
“欞子”の読み方と例文
読み方
割合
れんじ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
れんじ
(逆引き)
と客の前から、いきなり座敷へ飛込んで、
突立状
(
つったちざま
)
に
指
(
ゆびさ
)
したのは、床の間
傍
(
わき
)
の、
欞子
(
れんじ
)
に据えた
黒檀
(
こくたん
)
の机の上の立派な卓上電話であった。
みさごの鮨
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
ほとんど毎夜のように
上京
(
かみぎょう
)
の方から遠い道を電車に乗って出て来ては路次の中に忍んで、女の
欞子
(
れんじ
)
の窓の下にそっと立っていた。
霜凍る宵
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
その姿をさがしても見当らず、がっかりして帰って来た春桃が見つけたのは、窓の
欞子
(
れんじ
)
に自分の体をつり下げている李茂であった。彼は息をふきかえした。
春桃
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
欞子(れんじ)の例文をもっと
(9作品)
見る
欞
部首:⽊
28画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
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欞子窓
欞子隠
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破欞子
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泉鏡花
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岡本綺堂
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