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二階屋
ふりがな文庫
“二階屋”の読み方と例文
読み方
割合
にかいや
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
にかいや
(逆引き)
賑
(
にぎや
)
かに
二階屋
(
にかいや
)
の揃った中の、一番
屋
(
や
)
の
棟
(
むね
)
の高い家へ入ったですが、私は
唯
(
ただ
)
幽
(
かすか
)
に
呻吟
(
うめ
)
いていたばかり。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
この
能役者
(
のうやくしや
)
は、
木曾
(
きそ
)
の
中津川
(
なかつがは
)
に
避暑中
(
ひしよちう
)
だつたが、
猿樂町
(
さるがくちやう
)
の
住居
(
すまひ
)
はもとより、
寶生
(
はうしやう
)
の
舞臺
(
ぶたい
)
をはじめ、
芝
(
しば
)
の
琴平町
(
ことひらちやう
)
に、
意氣
(
いき
)
な
稽古所
(
けいこじよ
)
の
二階屋
(
にかいや
)
があつたが、それもこれも
皆
(
みな
)
灰燼
(
くわいじん
)
して
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
この路を
後
(
あと
)
へ取って返して、今
蛇
(
へび
)
に
逢
(
あ
)
ったという、その
二階屋
(
にかいや
)
の
角
(
かど
)
を曲ると、左の方に
脊
(
せ
)
の高い
麦畠
(
むぎばたけ
)
が、なぞえに低くなって、一面に
颯
(
さっ
)
と拡がる、
浅緑
(
あさみどり
)
に
美
(
うつくし
)
い
白波
(
しらなみ
)
が
薄
(
うっす
)
りと
靡
(
なび
)
く
渚
(
なぎさ
)
のあたり
春昼
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
二階屋(にかいや)の例文をもっと
(3作品)
見る
二
常用漢字
小1
部首:⼆
2画
階
常用漢字
小3
部首:⾩
12画
屋
常用漢字
小3
部首:⼫
9画
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