“カイ”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:かい
語句割合
40.0%
蝦夷20.0%
20.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
それまでの長雨忌ナガメイみの間を「馬にこそ、ふもだしかくれ」と歌われたカイホダシ(すべて、ふもだし)の役目をするのが、ひもであった。こういう若い神たちには、中心となる神があった。
水の女 (新字新仮名) / 折口信夫(著)
ここに久延毘古とはクエすなわち蝦夷カイ族の男子の称で、山田の曾富騰とは山田の番人であろうとの事は、既に論じておいた。
久延毘古のみがその素生を知っておったという少彦名命は一にクシの神とあって、クシすなわち蝦夷カイの神にますことも既に論じた(同上七頁以下)。
茜染アカネゾメノ下帯、小玉打コダマウチウハ帯ナド、幾重ニモマハシ、三尺八寸ノ朱鞘シユザヤノ刀、柄ハ一尺八寸ニ巻カセ、ベツニ二尺一寸ノ打刀モ同ジ拵ヘニテ仕立テ、ソギタテヤリカイテルモアリ、髪ハ掴ミ乱シテ
剣の四君子:03 林崎甚助 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
カイニ映ズ 碧草ヘキソウオノズカ春色シュンショク
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)