“春色”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しゅんしょく33.3%
しゆんしよく33.3%
けしき16.7%
シュンショク16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
米八が『春色しゅんしょくめぐみはな』のうちで「そんな色気のないものをたべて」とけなした「附焼団子つけやきだんご」は味覚の効果をほとんど味覚だけに限っている。
「いき」の構造 (新字新仮名) / 九鬼周造(著)
弥生やよひころは雪もやゝまれなれば、春色しゆんしよくそらを見て家毎いへごとに雪かこひ取除とりのくるころなれば
さても浮世は罪の世の中よな、汲むにあまれる哀れの我が心一つよりこそ、愁ひの眉を笑みにかへて和風こゝに通ふの春色けしきをも見らるべけれど、我が瀬川の家の爲に、與之助が將來ゆくすゑの爲に
花ごもり (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
カイニ映ズ 碧草ヘキソウオノズカ春色シュンショク
三国志:12 篇外余録 (新字新仮名) / 吉川英治(著)