ここに久延毘古とはクエすなわち蝦夷族の男子の称で、山田の曾富騰とは山田の番人であろうとの事は、既に論じておいた。
久延毘古のみがその素生を知っておったという少彦名命は一にクシの神とあって、クシすなわち蝦夷の神にますことも既に論じた(同上七頁以下)。
そして邦人の最初に接した谷の者は、実に本邦原始住民たる蝦夷の族であった。
“蝦夷”の意味
“蝦夷”の解説
蝦夷(えみし、えびす、えぞ)は、大和朝廷から続く歴代の中央政権から見て、日本列島の東国(現在の関東地方と東北地方)や、北方(現在の北海道、千島列島、樺太)などに住む人々の呼称である。
大きく、「エミシ(蝦夷)」と「エゾ(蝦夷)」という2つの呼称に大別される。
大和朝廷の支配に服した東国の蝦夷(エミシ)は、俘囚と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)
大きく、「エミシ(蝦夷)」と「エゾ(蝦夷)」という2つの呼称に大別される。
大和朝廷の支配に服した東国の蝦夷(エミシ)は、俘囚と呼ばれた。
(出典:Wikipedia)