“きぎはし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
66.7%
階段33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
汝の聞かんと欲するは、この淑女がかく長ききぎはしをば汝に昇るをえしめし處なる高き園の中に神の我を置給ひしは幾年前いくとせさきなりしやといふ事 一〇九—一一一
神曲:03 天堂 (旧字旧仮名) / アリギエリ・ダンテ(著)
其時そのときかゝつたのは、ほこらまへきぎはしから廻廊くわいらうしたけて、たゞいつツではない、なゝツ、それ/\ウにもあまものかたちが、どれ土器色かはらけいろ法衣ころもに、くろいろ袈裟けさかけた、あだか空摸様そらもやうのやうなのが
神鑿 (新字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
といって階段きぎはしにも、締りにも、中台にも、異常があるのではございませんが、南波止場みなみはとばのところの猪牙ちょきに動きがあるようですから、引返して、御殿の方と
大菩薩峠:29 年魚市の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)