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廻廊
ふりがな文庫
“廻廊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かいろう
62.5%
くわいらう
12.5%
わたどの
6.3%
わたり
6.3%
ギャラリイ
6.3%
ベランダ
6.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいろう
(逆引き)
が、長い
廻廊
(
かいろう
)
の屋根から、
人気
(
ひとけ
)
のない庭へ飛び下りると、たちまち四五人の
警護
(
けいご
)
の侍に、望みの通り
搦
(
から
)
められました。その時です。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
廻廊(かいろう)の例文をもっと
(10作品)
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くわいらう
(逆引き)
割
(
わ
)
つて
通
(
とほ
)
つた
人間
(
にんげん
)
の
袖
(
そで
)
の
煽
(
あふ
)
りに、よた/\と
皆
(
みな
)
左右
(
さいう
)
に
散
(
ち
)
つた、
中
(
なか
)
には
廻廊
(
くわいらう
)
に
倒
(
たふ
)
れかゝつて、もぞ/\と
動
(
うご
)
くのもある。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
廻廊(くわいらう)の例文をもっと
(2作品)
見る
わたどの
(逆引き)
舞ぎぬの袂に声をおほひけりここのみ闇の春の
廻廊
(
わたどの
)
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
廻廊(わたどの)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
わたり
(逆引き)
春日の夕闇の
廻廊
(
わたり
)
行くほどはほの
明
(
あか
)
りありて霧の春雨
夢殿
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
廻廊(わたり)の例文をもっと
(1作品)
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ギャラリイ
(逆引き)
長い
廻廊
(
ギャラリイ
)
に足踏みもならぬほど、
堆
(
うずた
)
かく盛り上ったように、谷の中は、破片岩が一杯で、おのずと
甃石
(
たたみいし
)
になっている、
鱗
(
うろこ
)
がくっついているのかとおもう、赤くぬらくらしたのもあれば
谷より峰へ峰より谷へ
(新字新仮名)
/
小島烏水
(著)
廻廊(ギャラリイ)の例文をもっと
(1作品)
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ベランダ
(逆引き)
椰子林
(
やしりん
)
の中の
観海旅館
(
シイ・ヸイ・ホテル
)
に少憩して海に近い
廻廊
(
ベランダ
)
で
珈琲
(
カフエエ
)
を喫し
乍
(
なが
)
ら涼を入れた。ホテルの淡紅色の建物が周囲と好く調和して居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
廻廊(ベランダ)の例文をもっと
(1作品)
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“廻廊(
回廊
)”の解説
回廊(かいろう、廻廊とも、en: cloister)とは、寺院などにおいて、建物や中庭などを屈折して取り囲むように造られた廊下のことである。
比喩的に、両側に山や海がせまって細くなった地形のことや、両側に他国の領土のある細長い領土部分のことを「回廊地帯」、または単に「回廊」と呼ぶ。
(出典:Wikipedia)
廻
漢検準1級
部首:⼵
9画
廊
常用漢字
中学
部首:⼴
12画
“廻廊”で始まる語句
廻廊下
検索の候補
大廻廊
廻廊下
石廻廊
細廻廊
“廻廊”のふりがなが多い著者
亀井勝一郎
与謝野寛
小島烏水
エドガー・アラン・ポー
吉川英治
泉鏡太郎
与謝野晶子
北原白秋
泉鏡花
夏目漱石