“警護”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
けいご75.0%
かため25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
が、長い廻廊かいろうの屋根から、人気ひとけのない庭へ飛び下りると、たちまち四五人の警護けいごの侍に、望みの通りからめられました。その時です。
報恩記 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
それはなるべくそういうことをしないように警護けいごの僧を付けてある。ところがその警護の僧がおかしい。自分が見張みはりをして居りながらなるべくそれを取らせるようにする。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
同じような警護かための関を通り抜けて行く間に、はや戦争は始まってるという話、今、道でシュッシュッと異様な音の耳を掠めたのは、鉄砲だまの飛び行く音であったことに心附き