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警護
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けいご
ふりがな文庫
“
警護
(
けいご
)” の例文
が、長い
廻廊
(
かいろう
)
の屋根から、
人気
(
ひとけ
)
のない庭へ飛び下りると、たちまち四五人の
警護
(
けいご
)
の侍に、望みの通り
搦
(
から
)
められました。その時です。
報恩記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
それはなるべくそういうことをしないように
警護
(
けいご
)
の僧を付けてある。ところがその警護の僧が
訝
(
おか
)
しい。自分が
見張
(
みはり
)
をして居りながらなるべくそれを取らせるようにする。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
その後
暴人
(
ぼうじん
)
江戸
市街
(
しがい
)
に
横行
(
おうこう
)
し、
良家
(
りょうか
)
に
闖入
(
ちんにゅう
)
して金銭を
掠
(
かすむ
)
るの
噂
(
うわさ
)
ありし時も、先生
頗
(
すこぶ
)
る予が家を
憂慮
(
ゆうりょ
)
せられ、特に
塾員
(
じゅくいん
)
に
命
(
めい
)
じ、
来
(
きたっ
)
て予が家に
宿泊
(
しゅくはく
)
せしめ、
昼夜
(
ちゅうや
)
警護
(
けいご
)
せられたることあり。
瘠我慢の説:05 福沢先生を憶う
(新字新仮名)
/
木村芥舟
(著)
これらは平生泥棒を
捉
(
つかま
)
えたり、あるいは怪しい者を捜索したりするのが本職であるけれども、この時はすべて法王及び第二の法王の
警護
(
けいご
)
にのみ掛って居りますから、外の事は何もやらないです。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
“警護”の意味
《名詞》
非常事態が発生しないよう警戒して守ること。
(出典:Wiktionary)
警
常用漢字
小6
部首:⾔
19画
護
常用漢字
小5
部首:⾔
20画
“警”で始まる語句
警
警察
警笛
警戒
警蹕
警固
警官
警鈴
警告
警部