“慶元”の読み方と例文
読み方割合
けいげん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
時の御持筒役頭おんもちづつやくがしらは千八百石長坂丹後守信次ながさかたんごのかみのぶつぐかつ慶元けいげん再度の戦いに、長坂血槍九郎と名乗って、旗本変名組に勇名を馳せた、戦場万馬往来の古武夫ふるつわものです。
江戸の火術 (新字新仮名) / 野村胡堂(著)
慶元けいげん以還、民間俗楽ぞくがく種々起り、楽器もまた増加し、古昔こせきに比すればいっそう進みたりというべし。しかれども、おおむね卑俚ひり猥褻わいせつにして、士君子のめでるに適せず。
国楽を振興すべきの説 (新字新仮名) / 神田孝平(著)