トップ
>
観世
ふりがな文庫
“観世”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
かんぜ
88.2%
くわんぜ
11.8%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんぜ
(逆引き)
やむを得ずんば、
観世
(
かんぜ
)
なり、
宝生
(
ほうしょう
)
なり、竹本なり、
歌沢
(
うたざわ
)
なり、しばらく現今衆心の
趨
(
おもむ
)
くところにしたがい、やや取捨を加え、音節を改めば可ならん。
国楽を振興すべきの説
(新字新仮名)
/
神田孝平
(著)
第一の波は
紅
(
くれない
)
の
珠
(
たま
)
に女の白き
腕
(
かいな
)
を打つ。第二の波は
観世
(
かんぜ
)
に動いて、軽く
袖口
(
そでくち
)
にあたる。第三の波のまさに静まらんとするとき、女は
衝
(
つ
)
と立ち上がった。
虞美人草
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
観世(かんぜ)の例文をもっと
(15作品)
見る
くわんぜ
(逆引き)
むかし
観世
(
くわんぜ
)
の家元に
豊和
(
とよかず
)
といつて家の芸は
素
(
もと
)
より、
香聞
(
かうきゝ
)
にも一ぱし聞えた男がゐて、
金春
(
こんぱる
)
流の
某
(
なにがし
)
と仲がよかつた。
茶話:02 大正五(一九一六)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
で、茶の間の雑談のうちにすすめられたかねだられたかしたのだらう、あるとき大曲の
観世
(
くわんぜ
)
の家元に一席とつて二人で見にいつた。私はまづ見所の行儀のよさ、静粛さが気に入つた。
能の見はじめ
(新字旧仮名)
/
中勘助
(著)
観世(くわんぜ)の例文をもっと
(2作品)
見る
“観世(観世流)”の解説
観世流(かんぜ-りゅう)は能楽における能の流派の一つである。シテ方、小鼓方、大鼓方、太鼓方がある。
(出典:Wikipedia)
観
常用漢字
小4
部首:⾒
18画
世
常用漢字
小3
部首:⼀
5画
“観世”の関連語
観世座
“観世”で始まる語句
観世音菩薩
観世音
観世物
観世縒
観世撚
観世捻
観世水
観世丸
観世新路
観世音寺
検索の候補
観世音
観世音菩薩
観世縒
観世物
観世撚
観世捻
観世水
馬頭観世音
観世丸
観世音寺
“観世”のふりがなが多い著者
神田孝平
中勘助
高浜虚子
神西清
吉川英治
夏目漱石
薄田泣菫
正岡子規
長谷川時雨
永井荷風