“花吹雪”の読み方と例文
読み方割合
はなふぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鰹舟かつおぶね櫓拍子ろびょうしほのかに聞こえる。昔奥州へ通う浜街道は、此山の上を通ったのか。八幡太郎も花吹雪はなふぶきの中を馬で此処ここを通ったのか。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
シンミリと別れの言葉をいいのこして——そうでした——旅へでも立つように、名残を惜しんで、幾度いくたびも幾度も振り返りながら、花吹雪はなふぶきの闇の中へ
鳴門秘帖:02 江戸の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
出立の時には蕾のふくらみかけてゐた櫻が、すツかり若葉になつて、花吹雪はなふぶき名殘なごりが少し見られるばかりであつた。
天満宮 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)