“大吹雪”の読み方と例文
読み方割合
おおふぶき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彗星すいせいの表現はあまりにも真実性の乏しい子供だましのトリックのように思われたが、大吹雪おおふぶきや火山の噴煙やのいろいろな実写フィルムをさまざまに編集して
映画雑感(Ⅳ) (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)
前者は春風駘蕩たいとう、後者は寒風凛烈りんれつ! どんなに寒い日でも熊田校長は外套がいとうを着ない、校長室に火鉢もおかない、かつて大吹雪おおふぶきの日、生徒はことごとくふるえていた日
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
「うむ、ひとあれ、きそうだ。大吹雪おおふぶきがやってくるぞ。おお、機はいよいよ高度をあげだしたぞ」
氷河期の怪人 (新字新仮名) / 海野十三(著)