“拍手喝采”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はくしゅかっさい75.0%
はくしゆかつさい25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
というわけで、あとは拍手喝采はくしゅかっさい、下妻の若侍一同、当の平馬がつい鼻の先に聞いているとも知らず、好い気持でさわいでいる。
平馬と鶯 (新字新仮名) / 林不忘(著)
この試験によると、蛙の筋肉はおのれの重量に何十倍(何百倍?)の重さをみごとにささえたので、学生が大いに拍手喝采はくしゅかっさいして、なおいっそう僕の印象を深めた。
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
それからふたゝみんながあつまつたときに、ドードてうおごそかに指環ゆびわしめして、『吾輩わがはいこの優美いうびなる指環ゆびわ諸君しよくん受納じゆなふせられんことをのぞむ』このみじか演説えんぜつむと一どう拍手喝采はくしゆかつさいしました。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
松本は絶叫せり、拍手喝采はくしゆかつさいの響は百雷落下と凝はれぬ
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)