“碁敵”の読み方と例文
読み方割合
ごがたき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
何でもないよ、ただ同藩だったし、稽古所で私の娘どもも、お頼殿と別懇にしていたし、それに私と福島殿とは碁敵ごがたきだったからな。
商用で来たという伴れは、同じ村にいる父の碁敵ごがたきだそうで年は六十歳。江戸に五日滞在して、国へ帰る。
花も刀も (新字新仮名) / 山本周五郎(著)
「わしも、碁敵ごがたきが一人減って淋しいや、しかしまあ仕方がねえ。時に、あの倅殿せがれどのにも困ったものだて」