“ごがたき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
碁敵90.9%
棋敵9.1%
(注)作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しかし、負けぬ気の殿と、慷慨家こうがいかで壮年の公卿くげ様との対局は、わざを別にして興のある碁敵ごがたきだ。
鳴門秘帖:01 上方の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
役付いていた昔から、碩翁様には一方ならず、彼は恩顧を蒙っていた。役目を引いた今日でも、二人は仲のよい碁敵ごがたきであった。
名人地獄 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
羅紗ラシャ問屋の隠居が、引越し祝いに贈ってくれた銀地に山水を描いた屏風びょうぶなどの飾られた二階の一室で、浅井の棋敵ごがたきの小林という剽軽ひょうきんな弁護士と、芸者あがりのそのめかけと一緒に、お増夫婦は、好きな花を引いて、楽しい大晦日おおみそかの一夜を賑やかに更かした。
(新字新仮名) / 徳田秋声(著)