“御眤懇”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ごぢつこん66.7%
ごじつこん33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
瀬尾淡路守樣は、南の御奉行樣とは御眤懇ごぢつこんだ。錢形とやら平次とやらに申付けて、下手人を搜し出して下さるやうにと頼まれて見ると、首を横に振るわけには行かねえ。
「石崎の殿樣は、私の父親が御眤懇ごぢつこんに願つてをりました」
「いや、それもこと/″\く承知で、八丁堀與力筆頭笹野新三郎樣の添状そへじやうを持參いたしてござるよ。手前主人宇佐美直記樣は、笹野樣とはごく御眤懇ごじつこんでな」