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懇
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こん
ふりがな文庫
“
懇
(
こん
)” の例文
その意味を
懇
(
こん
)
々と教えて下すったが、それがほんとうに理解出来たのは、いつごろのことだったろう。
次郎物語:04 第四部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
代助は
懇
(
こん
)
よく御化粧の監督者になって、
両人
(
ふたり
)
の
傍
(
そば
)
に附いていた。そうして時々は、面白半分の冷かしも云った。縫子からは叔父さん随分だわを二三度繰り返された。
それから
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
就而は
過分
(
くわぶん
)
之重任を受候も、畢竟亡父御
懇
(
こん
)
情を以、
莫大
(
ばくだい
)
之金子拜借を得、是が爲に多くの子供を生育いたし候故に而、全右之御
蔭
(
かげ
)
を以
活動
(
くわつどう
)
を得候次第、折々亡父よりも申聞かせ候儀に而
遺牘
(旧字旧仮名)
/
西郷隆盛
(著)
懇
常用漢字
中学
部首:⼼
17画
“懇”を含む語句
昵懇
御懇
懇意
懇望
懇々
眤懇
懇親
別懇
懇願
懇篤
懇切
入懇
顔昵懇
御懇情
御眤懇
御懇望
懇情
懇談会
懇請
御昵懇
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