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斧鉞
ふりがな文庫
“斧鉞”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ふえつ
66.7%
ふゑつ
14.3%
おのまさかり
4.8%
ふいつ
4.8%
まさかり
4.8%
まさかりよ
4.8%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ふえつ
(逆引き)
それ故にまた人間の
斧鉞
(
ふえつ
)
の疫から免れて自分の性を保ち天命を
全
(
まっと
)
うしているのだという見方をして、この樹を讃嘆するのだった。
荘子
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
斧鉞(ふえつ)の例文をもっと
(14作品)
見る
ふゑつ
(逆引き)
元
(
もと
)
より道路改修の為とあれば止むを得ざるには似たれども、これが為に
百尺
(
ひやくせき
)
の
枯龍
(
こりゆう
)
斧鉞
(
ふゑつ
)
の
災
(
さい
)
を
蒙
(
かうむ
)
るもの百千なるべきに想到すれば、惜みても
猶
(
なほ
)
惜むべき限りならずや。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
斧鉞(ふゑつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
おのまさかり
(逆引き)
桜、
菖蒲
(
あやめ
)
、山の
雉子
(
きじ
)
の花踊。赤鬼、青鬼、白鬼の、面も三尺に余るのが、
斧鉞
(
おのまさかり
)
の曲舞する。
貝の穴に河童の居る事
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
斧鉞(おのまさかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
ふいつ
(逆引き)
天地開闢以來
(
てんちかいびやくいらい
)
未
(
いま
)
だ
斧鉞
(
ふいつ
)
の
入
(
い
)
らざる
大森林
(
だいしんりん
)
、
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
に
蓊鬱
(
おううつ
)
として
居
(
ゐ
)
る。
印度河
(
いんどかは
)
、
恒河
(
こうか
)
の
濁流
(
だくりう
)
は
澎洋
(
ほうやう
)
として
果
(
はて
)
も
知
(
し
)
らず、
此
(
この
)
偉大
(
ゐだい
)
なる
大自然
(
たいしぜん
)
の
内
(
うち
)
には、
何
(
なに
)
か
非常
(
ひぜう
)
に
恐
(
おそ
)
るべきものが
潛
(
ひそ
)
んで
居
(
ゐ
)
ると
考
(
かんが
)
へさせる。
妖怪研究
(旧字旧仮名)
/
伊東忠太
(著)
斧鉞(ふいつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
まさかり
(逆引き)
死罪
(
しざい
)
の
事
(
こと
)
を
追放
(
つゐはう
)
といはッしゃるは、
黄金
(
わうごん
)
の
斧鉞
(
まさかり
)
で
予
(
わし
)
の
首
(
くび
)
を
刎
(
は
)
ねておいて、
汝
(
そち
)
は
幸福
(
しあはせ
)
ぢゃと
笑
(
わら
)
うてござるやうなものぢゃ。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
斧鉞(まさかり)の例文をもっと
(1作品)
見る
まさかりよ
(逆引き)
斧鉞
(
まさかりよ
)
かついでたゞ涙。
畑の祭
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
斧鉞(まさかりよ)の例文をもっと
(1作品)
見る
“斧鉞”の意味
《名詞》
斧鉞(ふえつ)
斧(おの)と鉞(まさかり)。
文章の推敲、校正。比喩表現として「~を加える」などと用いる。
征伐。
重大な刑罰。中国で斧と鉞が刑罰の道具として用いられたことに由来する。
(出典:Wiktionary)
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
鉞
漢検1級
部首:⾦
13画
“斧”で始まる語句
斧
斧鑿
斧正
斧劈
斧柄
斧斤
斧四郎
斧九太夫
斧魚
斧卜
検索の候補
鉞斧
“斧鉞”のふりがなが多い著者
本庄陸男
伊東忠太
南方熊楠
北原白秋
北村透谷
柳田国男
幸田露伴
与謝野晶子
神西清
江戸川乱歩