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斧鉞
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ふゑつ
ふりがな文庫
“
斧鉞
(
ふゑつ
)” の例文
元
(
もと
)
より道路改修の為とあれば止むを得ざるには似たれども、これが為に
百尺
(
ひやくせき
)
の
枯龍
(
こりゆう
)
斧鉞
(
ふゑつ
)
の
災
(
さい
)
を
蒙
(
かうむ
)
るもの百千なるべきに想到すれば、惜みても
猶
(
なほ
)
惜むべき限りならずや。
骨董羹:―寿陵余子の仮名のもとに筆を執れる戯文―
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
以太利
(
イタリー
)
は如何に
斧鉞
(
ふゑつ
)
を加へて盛衰興亡の運命を悟らしむるも、其の以太利たるは依然として同じ、
独逸
(
ドイツ
)
も亦た斯の如し、
仏蘭西
(
フランス
)
も亦た斯の如し。国民の元気の存する処に其の予定の運命あり。
国民と思想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
千古
斧鉞
(
ふゑつ
)
の入らないやうな
深林
(
しんりん
)
が、人間の知識や感情では何うしても入つて行くことの出来ないやうな境があることを言つたが、さういふ境であるにも拘らず、作者はよくそこに入つて行つては
小説新論
(新字旧仮名)
/
田山花袋
、
田山録弥
(著)
“斧鉞”の意味
《名詞》
斧鉞(ふえつ)
斧(おの)と鉞(まさかり)。
文章の推敲、校正。比喩表現として「~を加える」などと用いる。
征伐。
重大な刑罰。中国で斧と鉞が刑罰の道具として用いられたことに由来する。
(出典:Wiktionary)
斧
漢検準1級
部首:⽄
8画
鉞
漢検1級
部首:⾦
13画
“斧”で始まる語句
斧
斧鑿
斧正
斧劈
斧柄
斧斤
斧四郎
斧九太夫
斧魚
斧卜