“仏子”のいろいろな読み方と例文
旧字:佛子
読み方割合
ぶっし33.3%
ぶつし33.3%
ほうす33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
仏子ぶっし範宴、人と生れてここに二十九春秋、いたずらに国土の恩にれて長じ、今もって、迷悟を離れず悪濁おだく無明むみょうにあえぎ、幾たびか籠り幾たびか彷徨さすら
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
椰子の葉をかざしつつ来る男子をのこらの黄なるころもは皆仏子ぶつしにて
つゆじも (新字旧仮名) / 斎藤茂吉(著)
頤髯あごひげが長く腹まで垂れて、それが沙漠の風に吹かれて、仏子ほうすのようにひるがった。
沙漠の美姫 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)