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仏子
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ぶっし
ふりがな文庫
“
仏子
(
ぶっし
)” の例文
旧字:
佛子
仏子
(
ぶっし
)
範宴、人と生れてここに二十九春秋、いたずらに国土の恩に
狎
(
な
)
れて長じ、今もって、迷悟を離れず
悪濁
(
おだく
)
の
無明
(
むみょう
)
にあえぎ、幾たびか籠り幾たびか
彷徨
(
さすら
)
い
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
彼も、仏者である、聖護院の
御内
(
みうち
)
に僧籍のある
仏子
(
ぶっし
)
である。菩薩の顔と、邪人の顔と、見わけのつかない人間ではない。——なんで親鸞は前からこんなよい顔を備えていたろうか。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
性善坊、おん身を
仏陀
(
ぶっだ
)
と思い参らすゆえ、おん身はかりに仏陀となれ。わしは
仏子
(
ぶっし
)
にあるまじい心病にとりつかれ恥かしい迷路を幾日も踏み迷うていた、犯さねどすでに心は汚罪を
冒
(
おか
)
したに等しい。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“仏子”の意味
《名詞》
仏子 (ぶっし)
《仏教》
出家して戒を受けた者。
生きとし生けるもの全て。
(出典:Wiktionary)
仏
常用漢字
小5
部首:⼈
4画
子
常用漢字
小1
部首:⼦
3画
“仏”で始まる語句
仏蘭西
仏
仏陀
仏頂面
仏壇
仏性
仏国
仏弟子
仏像
仏心