トップ
>
閧
ふりがな文庫
“閧”の読み方と例文
読み方
割合
とき
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
とき
(逆引き)
松火の見えている沙丘の
前面
(
てまえ
)
から、鋭い
胡笛
(
かく
)
の音が響いて来た。歩哨の兵が吹いたのでもあろう。と、そこから
閧
(
とき
)
の声が起こった。
沙漠の美姫
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
良兼は護の縁につながつて居る者の中の長者であつた。良兼の妻も内から
牝鶏
(
めんどり
)
のすゝめを試みた。雄鶏は
終
(
つひ
)
に
閧
(
とき
)
の声をつくつた。
平将門
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
ピサロと部下とは広場へ飛び出して
閧
(
とき
)
の声をあげた。三方の建物から騎兵と歩兵の集団が群集の中に突入してそれに応じた。鷹砲と小銃の音が轟き渡った。
鎖国:日本の悲劇
(新字新仮名)
/
和辻哲郎
(著)
閧(とき)の例文をもっと
(12作品)
見る
閧
漢検1級
部首:⾨
14画
“閧”の関連語
凱歌
喊声
勝鬨
“閧”を含む語句
勝閧
閧伝
閧声
閧死
“閧”のふりがなが多い著者
国枝史郎
幸田露伴
和辻哲郎
島崎藤村
海野十三
岡本綺堂