“徳太郎”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
とくたろう66.7%
とくたらう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
腹立はらだたしさに、なかばきたい気持きもちをおさえながら、まつろうにらみつけた徳太郎とくたろうほそまゆは、なくぴくぴくうごいていた。
おせん (新字新仮名) / 邦枝完二(著)
もう一度家の中へとって返すと、跡取りの徳太郎とくたろうという五つになるのが、家の中の騒ぎに眼を覚して起き出したのを、叔母のお里が一生懸命なだめている最中でした。
尋呉たづねくれよと言ければ菊は惣助に向ひ此金子は徳太郎とくたらう樣より其方に下さるゝとの御事にて澤の井樣をも召出めしいだ御褒美ごはうび下さるゝ筈なれ共今は宿を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
徳太郎とくたらう信房のぶふさしようのち吉宗よしむねあらたむ御母おんはゝ九條前關白太政大臣くでうさきのくわんぱくだじやうだいじん第四の姫君ひめぎみたかかたにて御本腹ごほんぷくなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)