“御本腹”の読み方と例文
読み方割合
ごほんぷく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳太郎とくたらう信房のぶふさしようのち吉宗よしむねあらたむ御母おんはゝ九條前關白太政大臣くでうさきのくわんぱくだじやうだいじん第四の姫君ひめぎみたかかたにて御本腹ごほんぷくなり
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
退しりぞき宿へ歸りて女房にようばう御内命ごないめいおもぶきを申し聞せければ妻女おほいよろこびさりながら御本腹ごほんぷく若君わかぎみ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
以てやしなひくれよ成長せいちやうの後其方に男子なんし出産しゆつさんせば予が方へかへもしまた男子なくばその方の家名かめい相續さうぞくいたさすべしとおほせありければ將監しやうげんつゝしんでかたじけなくも御本腹ごほんぷくの若君を御厄年おやくどしの御子なりとて某に御養育ごやういく
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)