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とくたろう
ふりがな文庫
“とくたろう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
徳太郎
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
徳太郎
(逆引き)
腹立
(
はらだ
)
たしさに、なかば
泣
(
な
)
きたい
気持
(
きもち
)
をおさえながら、
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
を
睨
(
にら
)
みつけた
徳太郎
(
とくたろう
)
の
細
(
ほそ
)
い
眉
(
まゆ
)
は、
止
(
と
)
め
度
(
ど
)
なくぴくぴく
動
(
うご
)
いていた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
もう一度家の中へとって返すと、跡取りの
徳太郎
(
とくたろう
)
という五つになるのが、家の中の騒ぎに眼を覚して起き出したのを、叔母のお里が一生懸命
撫
(
なだ
)
めている最中でした。
銭形平次捕物控:032 路地の足跡
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
中番頭
(
ちゅうばんとう
)
から
小僧達
(
こぞうたち
)
まで、一
同
(
どう
)
の
顔
(
かお
)
が一
齊
(
せい
)
に
松
(
まつ
)
五
郎
(
ろう
)
の
方
(
ほう
)
へ
向
(
む
)
き
直
(
なお
)
った。が、
徳太郎
(
とくたろう
)
は
暖簾口
(
のれんぐち
)
から
見世
(
みせ
)
の
方
(
ほう
)
を
睨
(
にら
)
みつけたまま、
返事
(
へんじ
)
もしなかった。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
三四
人
(
にん
)
の
先客
(
せんきゃく
)
への
遠慮
(
えんりょ
)
からであろう。おきぬが
茶
(
ちゃ
)
を
汲
(
く
)
みに
行
(
い
)
ってしまうと、
徳太郎
(
とくたろう
)
はじくりと
固唾
(
かたず
)
を
呑
(
の
)
んで
声
(
こえ
)
をひそめた。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
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(2作品)
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