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飾付
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かざりつけ
ふりがな文庫
“
飾付
(
かざりつけ
)” の例文
商店の
飾付
(
かざりつけ
)
を見る振りをして立留り、男一人の客と見れば呼びかけて寄添い、一緒にお茶を飲みに行こうと云う怪し気な女もあった。
濹東綺譚
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
部屋はどちらかと云へば小さく
飾付
(
かざりつけ
)
も簡素であつたが、小ぢんまりと、綺麗に片附いてゐるので、感じがいゝのだつた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
其処に
飾付
(
かざりつけ
)
て在ッた
木像
(
にんぎょう
)
の顔が文三の
欠伸
(
あくび
)
をした
面相
(
かおつき
)
に
酷
(
よ
)
く
肖
(
に
)
ているとか昇の云ッたのが可笑しいといって、お勢が
嬌面
(
かお
)
に袖を
加
(
あ
)
てて、
勾欄
(
てすり
)
におッ
被
(
かぶ
)
さッて笑い出したので
浮雲
(新字新仮名)
/
二葉亭四迷
(著)
広重は
顔見世乗込
(
かおみせのりこみ
)
の雑沓、茶屋
飾付
(
かざりつけ
)
の壮観を
外
(
よそ
)
にして、待乳山の老樹
鬱々
(
うつうつ
)
たる間より唯
幾旒
(
いくりゅう
)
となき
幟
(
のぼり
)
の貧しき
鱗葺
(
こけらぶき
)
の屋根の上に
飜
(
ひるがえ
)
るさまを以て足れりとなし、また
芝居木戸前
(
しばいきどまえ
)
の光景を示すには
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
飾
常用漢字
中学
部首:⾷
13画
付
常用漢字
小4
部首:⼈
5画
“飾”で始まる語句
飾
飾窓
飾磨
飾電灯
飾紐
飾物
飾棚
飾帶
飾燈
飾立