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幾旒
ふりがな文庫
“幾旒”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
いくりゅう
66.7%
いくすじ
16.7%
いくながれ
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくりゅう
(逆引き)
彼の旗さし物には、まだ何の
印
(
しるし
)
もなかった。無地の赤旗が、
幾旒
(
いくりゅう
)
か兵馬のあいだに立って、犬千代の
茫然
(
ぼうぜん
)
たる眼の前を流れて行った。
新書太閤記:03 第三分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幾旒(いくりゅう)の例文をもっと
(4作品)
見る
いくすじ
(逆引き)
耳につくのは、
幾旒
(
いくすじ
)
もの——
私本太平記:12 湊川帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
幾旒(いくすじ)の例文をもっと
(1作品)
見る
いくながれ
(逆引き)
回向院
(
えこういん
)
の
相撲
(
すもう
)
か
本門寺
(
ほんもんじ
)
の
御会式
(
おえしき
)
のように
幾旒
(
いくながれ
)
となく長い旗を所々に植え付けた上に、世界万国の国旗をことごとく借りて来たくらい、
縄
(
なわ
)
から縄、
綱
(
つな
)
から綱へ
渡
(
わた
)
しかけて、大きな空が
坊っちゃん
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
幾旒(いくながれ)の例文をもっと
(1作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
旒
漢検1級
部首:⽅
13画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾旒”のふりがなが多い著者
吉川英治
夏目漱石
永井荷風