“いくすじ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
幾条73.0%
幾筋24.3%
幾旒2.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
霜枯しもがれそめたひくすすき苅萱かるかやや他の枯草の中を、人が踏みならした路が幾条いくすじふもとからいただきへと通うて居る。余等は其一を伝うて上った。
みみずのたはこと (新字新仮名) / 徳冨健次郎徳冨蘆花(著)
そのはしらはしらあいだには、幾筋いくすじかの電線でんせんがつながっていました。そして、そのほそ電線でんせんにさらされてひかっていました。
長ぐつの話 (新字新仮名) / 小川未明(著)
耳につくのは、幾旒いくすじもの——
私本太平記:12 湊川帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)